(2010年10月1日)
シアトルの紀伊国屋で
ずっと定期購読している日本の月刊誌がある。
それの今月号に、興味深いエッセイが載っていた。(以下抜粋)
母親と子供は、育てる・育てられるという関係ではない。
お互いが一緒に育ち合い
ともに歩んでいるのだ。
例えば子供が10歳で、母親が30歳なら、その年の差は20歳だが
90歳と70歳の女性が「お先にどうぞ」と席を譲り合っているのは
周りからみたらどちらもおばあさんだ。
同様に、神様から見たら30歳も10歳も同じようなものなのだ。
宇宙が出来て、135億年。
135億年分の20年など、大きな差ではない。
だから母親は迷っていいのだ。
迷って、間違っていいのだ。
やってはいけないのは
立ち止まることである。
立ち止まるくらいなら、間違えて引き返したほうがいい。
立ち止まるな。
行動している限りにおいて、
大人にも子供にも、さほど差はない。
私が母親として悩むなんて、何だかおこがましい気もするが
子供と接していて
果たしてこれでいいのだろうか
もっと上手い伝え方があるのではないだろうかと
不安に思っていた矢先に
この文章を目にした。
励まされました。
ありがとう。
そうだよね、宇宙から見たら
私なんてしょせん「おこちゃま」だ。
おこちゃまで、いいのだ。
おこちゃまなりに
ベストを尽くして行こう。