(2011年3月14日)
今回の大惨事の中、携帯の電話も通じない、メールも使えないという時に
Twitterがその威力を発揮したそうです。
みんな心が折れそうな時に
多くの人が、Tweetのメッセージを通して励まされたのだとか
いくつかシェアさせてください。
「バスが全然来ない中、ある人がバス停の前にある薬局でカイロを買ってきて、並んで待ってる人みんなに配った!」
「ホームで待ちくたびれていたら、ホームレスの人達が『寒いから敷け』って段ボールをくれた。いつも私達は横目で流してるのに。あたたかいです。」
「ドイツ人の友達が地震が起きた時に渋谷に居て、パニックになっていたところを日本人に助けてもらったらしく、その時の毅然とした日本人の態度や、足並み乱さずに店の外に出てやるべきことを淡々とこなす姿にひどく感動し、まるでアーミーのようだったと言っていた。」
「タクシー運ちゃんと電車駅員さんとおばさんと話したけど、みんな遅くまで帰れなかったりしてすごく疲れているのに、苛立つ事なく、言葉遣いもふるまいも丁寧で、逆に気遣われてしまった。『みんな大変だから』という”みんな”って意識があることに感動するし、私も受け継いで大事にしたい文化。」
「昨日、歩いて帰ろうって決めて甲州街道を西へ向かっていて夜の21時くらいなのに、ビルの前で会社をトイレと休憩所として解放してる所があった。社員さんが大声で、その旨を歩く人に伝えていた。感動して泣きそうになった。いや、昨日は緊張してて泣けなかったけど、今思い出して泣いている。」
「裏の家の高1になるお兄ちゃんに感動した。 家に1人で居たらしく、地震後すぐ自転車で飛び出し近所をひと回り。 【大丈夫ですか―――!?】と道路に逃げてきた人達にひたすら声掛けてた。あの時間には、老人や母子しか居なかったから、声掛けてくれただけでもホッとしたよ。 ありがとう。」
日本人って、すごい。
この3日間、ずっと日本の報道から目が離せなかったけれど
災害後の、どのチャンネルの、どの映像を見ても
この混乱のなか
パニクる人も
ヒステリックになる人もいなければ
ぶち切れて「ワーーーーッ!!!」と大声出して、泣き叫ぶ人もおらず
我先にと、人を押し倒して物資を独り占めする人もいない。
避難所では、どこでも混乱は見られず
みんなきちんと列をなして、待っている。
恐怖や不安や疲労を抱えながら
みんな、じっと
ただじっと
ただ静かに
耐えている。
そして
「大変なのは自分だけじゃない」と
こんな時であっても
周りの人を気遣う、心がある。
すごいことです。
これだけの大惨事のあと
ここまで整然といられる国は
他にないのではないだろうか。
日本の底力を見た思いです。
こんな遠くに住んでいて
祈ることと、募金ぐらいしかできない私。
無力です。
でも、こうした日本人の姿を見て
逆に励まされた気持ちです。
これ以上被害が広がりませんように
無念にも亡くなられた多くの方が、どうか安らかに眠れますように
家族とはぐれた人たちが、一日も早く再会できますように
避難生活を強いられてる人々が、寒さやひもじい思いをしませんように
そして
全員の方が、安心できる普通の生活に
一日も早く、もどっていかれますように。。。
がんばって、日本。