感動したのは私

(2012年12月15日)

 

この1週間
今までブログを書いてきてまさか夢にも思わなかったような事を経験した。

今年の5月に夫がみつけ、
私が和訳をブログに載せた「妻の祈り」が日本中に広まり

それはそれは多くの人に読まれ
様々な人からコメント、そしてメッセージまでいただいた。

まず痛感したのは、Facebook、ツィッターといったツールが普及したおかげで
今では、一人が発信したものが
世代を超えて広く読まれるのだという事実。

感動したというか、、、圧倒された。
昔だったら、例えば新聞の読者欄に40代のおばちゃんが投稿したとして
それを高校生の別の読者が読んで
「私は貴女の書いたものを読んでこう感じました」と
感想を伝えることが出来ただろうか。。。まず出来なかったと思うのだ。

すごい時代になったものだなあ。
ネットは「匿名」でいられる場であるため、言葉の暴力も溢れる場だと聞く。
実際に相手の顔を見て話をしていたら、まずは使わないであろう言い回しを使う人もいる。今ではネット上のいじめ(??)もあるとか。

でもネットというツール、正しく使えば
素晴らしい現象を起こしたりもするのだ。
今回はそれを身を以て体験させてもらった。

日本から遠く太平洋の向こうの土地にいる私が、国内にさえいない私が
半年も前に書いたものを
日本各地の方が
そして遠く異国の地にいる日本人の方までもが読んで下さった。

1日のアクセス数が2000人と気づいて目を丸くしたと前のブログに書いたが、その後アクセス数はなんと万単位になり
ピークの時には回覧ページ数が25万を超えた。
コメントを残して下さった多くの方が

感動しました。

自分のことを振り返る機会が持てました。

ありがとうございます。

と言って下さったが、

とんでもない。感動してるのは私のほうです と、

ブログに書きたくて、でもここ数日は全く時間がなく
皆さんのコメントにお返事するのがやっとだった。

昨日ようやく期末試験の採点を終え学生の成績を出し終えたので
この場を借りて「妻の祈り」を読んで下さった多くの方々にお礼を言いたいと思う。

 

あの長いストーリーを最後まで読んで下さり、
それに共鳴して下さり
そしてご自身のネットワーク上でシェアまでして更に広げて下さった皆さん
本当にどうもありがとうございました!

 

2012年も残り少なくなってきたが

今年は個人的に色んな意味で困難が多く、試された一年だった。

仕事量は去年の倍に増え、常に体力勝負の日々。
子供のことでも色々あり、
昔の傷に苛まれて思い悩んだり、

夫はというと、この「妻の祈り」を書いた直後に職場でケガをして未だに仕事に復帰出来ずにいる。
先日のMRIの結果、実は別の半月板損傷が見つかり
年が明けたらどうやらまた手術になりそうだ。。。

生きていると次から次へと色々起こりますよね。

 

そんな時、今回のこの「妻の祈り」現象は

しんどかった一年の終わりに

私に届いた
サプライズのご褒美のような出来事だった。

そしてこの原文を書いた方、、、何処のどなたなのか未だに分からない。

その方にもお礼を言いたい。

このお話が実話であってもそうでなくても
こんなに深く心に染み入るストーリーを、私たちに届けて下さったこと
本当に感謝しています。

貴方様の今日という日が
どうか心穏やかな一日でありますように。

そして今日これを読んで下さった皆さんも、
どうぞ
心健やかな一日をお過ごし下さい。

 

 

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